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☆ゲストブックにお問い合わせを頂きました。以下、とても興味深いものですが、どなたか詳細が分かる方はいらっしゃいませんか?
「投稿は初めてですが、以前から興味深く読ませていただいております。小生、人工衛星の可視パスをビデオ撮影するのが趣味でして、撮影の成果を紹介するしょぼいブログも細々とやっています。
今回投稿したのは、人工天体のカタログで「COSMOS 482 DESCENT CRAFT」と命名されている物体(カタログ6073、ID:1972-023E)について、ご見解を伺いたいと思ったからです。
この物体、まだ地球を周回しておりまして、先月、ビデオで撮影することができました。名前通りの物体であれば、「金星への軌道投入に失敗したコスモス482号の降下カプセル」ということになるのですが、本当にそうなのかなと。
SPACE‐TRACKで過去の軌道要素を検索したところ、コスモス482本体やSL-6ロケットは1972年3月31日の打上げ直後から軌道要素が出ていますが、この物体は、元期7月4日になって初めて軌道要素が出てきます。
この点では、「ロシア宇宙開発史」の「灼熱の惑星に挑む(2)」に記載の「同7月、予めプログラムされていた突入モードが起動、搭載カプセルを切り離した」という部分とよく一致しています。
気になるのはその軌道です。1972年の7月時点で、この物体の他にコスモス482本体とSL-6 R/B(2)が軌道にありますが、3つとも近地点210キロ、遠地点9,600キロくらいの同じような軌道面にあります。突入のために切り離されたのであれば、この物体だけは異なる軌道になるように思うので、正体はSL-6のデブリか何かではないかと。
今も地球を周回するこの物体、降下カプセルの可能性はあるでしょうか。
長文失礼いたしました。(40代・男性.・01.27.17)」
…とのことです。非常に面白いのですが、私の方ではすぐには判断がつきませんので、どちら様かおわかりになる方がいらっしゃいましたらコメントを下さい。よろしくお願い致します(管理人)
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