ほら吹きの名人たちが集まり、ユーモアたっぷりに夢を披露する「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」が8日、秋田県雄物川町コミュニティセンターで開かれ、町民ら約400人が初笑いを楽しんだ。
同町のまちおこしグループ「明道塾」(塾長・佐々木孝志町長)が主催し、今年で13回目。県内在住の8組9人が10分の制限時間をいっぱいに使い、軽妙な話術やパフォーマンスで宇宙規模のほらを吹き、地域おこしなどについて語った。
ほらふき大賞に選ばれた雄物川町の会社員竹内由雄さん(37)は、合併して今年誕生する予定の新市の市長選への出馬を“表明”。「この地域が韓国ドラマ『続・冬のソナタ』のロケ地になり、訪れる人が増えれば、人口減少に歯止めがかかる」と独自の公約を掲げ、会場を沸かせた。【河北新報】