しし座流星群2001

初版: 11.22.2001

すごいすごいごいごいごいゴイ!しし座流星群、大ブレイク!!昨夜12時ごろちょっと見たときには殆ど飛んでなかったが、1時過ぎ再び見ると、飛ぶわとぶわ、友人ら5人程を携帯でたたき起こし、夢中の私。1人で大騒ぎしている私に気づいて、隣の人も窓から見ている。2階のベランダで見ていたが、360度開けたところをと思い、車で出発したのが2時前。行き先は車で5分のところ、広大な田んぼの真中にある家庭農園の駐車場。【photo:AP】

ここは夜、カップル車(ぐるま)も時々止まっている、知るひとぞ知るというベストな(?)ところ。この夜も一台“先客”がいたが、お構いなしに横につけて、車外へ。車の中からも見えるが、やはり外に出たほうがいい。数が増えていく流星、田舎なので車も少なく、小さい流星まで非常によく見える。暫くすると、先に来ていたカップル車はどっかへ行ってしまった。追い出した形になったなぁ・・まあ、諦めてくれ(爆)。そうこうしていると、一家族がやってきた。やはり、皆考えることは同じらしい。

家族連れは私の所から少し距離があるところに車を止めた。子供達の声もする。きっと、慌ててたたき起こして総出で来たのだろうか。子供達は大ハシャギ、暫く声が聞こえていたが、やがて静かになった・・寝てしまったのか?まあ、午前2時はとっくに過ぎているのだ、無理もない。でも、子供達にはいい経験になったと思う。

雨のように降る流星、まるで『宇宙戦艦ヤマト』の主砲のようなものから(波動砲ほどではない。。例えが古いか!?)、小さいやる気のなさそうなものまで、様々。中には「流星痕」(りゅうせいこん)という、煙のような痕を残すものもあり、とにかくスゴイ。これは翌日知ったのだが、過去2世紀の間で最大規模の流星群だったとか。

午前2時半、予報されていた2回目のピークがやってきた。飛ぶ数、多いのがわかる。しかし、長続きせず、3時前には落ち着きを取り戻した。しかも、快晴の冬の夜はいつもそうなのだが、3時を過ぎると急激に冷え込みが強くなってきた。私の周りにいた人たちは帰ってしまった。あとで聞いた話だが、他のところでも3時ごろには大半の人が撤収したらしい。しかし、3時20分頃の3度目のピークはまだだ。

「たぶん駄目だろう」私はかつて、思い込みで早々と切り上げ寝てしまったために大失敗をしたことがある。今回はそのようなミスは犯したくない。そう思い、待ちつづけて午前3時半・・そこ15分間ほどだったが、最大級の飛びを見せた!一度に10個弱出ることもあり、1人で大騒ぎ(笑)。

それにしても、これでアッシャ-博士の株が更にあがったなぁ・・。すごいよ、この人。

18日〜19日にかけてのしし座流星群の出現ピーク、実は3回あると予報されていたが、私の独断によるピークは以下のとおり。

2回目 19日(月)    2時27分頃 
                          (予報:2時30分)

3回目                    3時28分頃
                          (予報:3時19分)

(18日午後7時過ぎの1回目ピーク予報は確認できず)

20日以降暫くの間も、夜半過ぎには期待できる。見ていない人は、見ましょう!

【星図は「星ナビ」サイトより】